~小屋組み~
2F桁を組み終わると小屋組み工事へと工程が進みます。
小屋組みの垂直を出す為に「雲筋交い」を打ち付けていきます。
雲筋交い・・・小屋束、母屋が倒れないように打ち付ける筋交いの事。
土台敷→1F桁組→2F桁組
と垂直を確認しながら作業は進んでいきました。
全ての工程できちんと「おきているか」確認していく事で、
小屋組みも精度の高い小屋組みが組み上がります。
※1Fの桁組が倒れているのに2Fを垂直にしても仕口で折れてしまうイメージです。
鎹(かすがい)というコの字の金物を打ち付け「桁と束」「束と母屋」をつなぎ合わせた後
X軸Y軸方向に雲筋交いを打ち付け垂直を確認して「小屋組み」作業は終了となります。