~土台敷~
土台材を基準墨に合わせ固定した後、「大引き」という材料を取り付けます。
大引き材の下には基礎はなく、「束」で水平調整をします。
束にも木材、プラスチック、鉄と様々な種類があり、当社は
「鋼製束」という鉄製の物を使用します。
きちんとボンドを付け、コンクリート釘を打ち、土間基礎と接合します。
ボンド+釘で接合する事で、経年変化に伴う木材の反りによって起こる鋼製束の浮き、
床鳴りを防ぐ事が出来ます。
「床下はどんな工事をしているかな~?」と気になる方は
床下を見る時のチェックポイントになります!
調整する際は糸を張り調整し、六角レンチで固定します。
この「糸を張る」という作業を目で見て確認し、固定する職人さんもいますが、
床の水平を出す為に、糸を張る事は大事な作業になります。
この少しの手間をかける事で、より精度の高いお家が完成するのです。
なかなかこのような工程を目にする事はないと思いますが、
私のちょっとしたこだわり部分をご紹介させて頂きました。