シンプルで木のぬくもりを感じる狭小住宅
実例データ
敷地面積:60.43m²(18.31坪)
延床面積:78.42m²(23.71坪)
竣工年月:2013年5月
プライバシーを守りながらも、光・風・木のぬくもりを、感じる事のできる、中庭付き狭小住宅。
外観は無機質ですが、床材には九州日田杉を使用し、階段・机・勉強机も杉材で造作することにより、家全体が木の香りに包まれています。
外壁材にメタルサイディングを使用し、格子には木目調の格子を使用。
無機質と有機質を共存させています。
敷地が狭く外部に一台分の駐車スペースしか確保できなかったため、インナーガレージを設けています。
「リビングは広く」という概念をくつがえし、わずか4.5畳のスペースながら、解放感のあるリビングになっています。
※中庭を設け、天井高・照明の重心をあえて下げる事により、実面積よりも広く感じる事ができます。
中庭を家本体の中心に設ける事で、光と風を各部屋へ、効率よく届けてくれます。
キッチンに隣接するパントリールームを設ける事で、食器や食品をストックする事が出来ます。また、食器棚を設置する必要もなくなるので、キッチンスペースを有効的に利用する事ができます。
キッチンに隣接する事で、朝はダイニングテーブルに、夕方は子供の学習机に、夜はお母さんの趣味机へと、目的に応じて変化していきます。
無垢材に囲まれた温かみのあるスペースになっています。本棚も造作する事により、間口にきちんとあったスッキリとしたデザインになっています。
子供が一人から二人へと家族構成の変化に対応できるよう、入口を二ヶ所設け、将来間仕切りを設置することが可能となっています。
使う人の用途・使用方法にあわせて造作しました。
オーダーで作る事により、より整理のしやすい収納スペースとなっています。
家が広くても収納スペースがなければ、物であふれ整理する事ができません。狭小住宅の限りあるスペースを有効活用するために、小屋裏収納を設けました。(24.2m²/8坪)